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あります
リハビリ業界です
医療業界で言えば、他にも
放射線技師→簡単に言うとレントゲンを撮ってくれる方
臨床検査技師→採血や心電図をとってくれる方
などもありますが、オンコールといって夜の急患時に当番で出勤する日もありますのでこれらの職種は除いておきます。
リハビリ業界には3職種あります
- 理学療法士
- 作業療法士
- 言語聴覚士
簡単にそれぞれの職種の説明をすると
- 理学療法士は生活をする上での基本的な動作練習を担当します。
起き上がりや立ち上がり、歩く練習などです。
・作業療法士は身の周りの動作を担当します。
更衣や排泄動作、時に入浴動作などの応用動作の練習もします。
・言語聴覚士は会話に支障をきたしている方を対象に、発声練習をします。
高齢者に多い誤嚥性肺炎などには摂食・嚥下練習もしていきます。
より詳細に知りたい方は、各協会の説明を参考にして下さい。
それではおすすめである理由をもう少し具体的にお伝えしていきます
①求人数が多い
以前ほどではありませんが、日本は世界に類を見ないほどの高齢化率のため求人は他の業界と比較しても多いです。高齢者の増加、慢性的な基礎疾患の増加に伴い需要は増加しています。
特に地域によっては求人数が2倍になっている所もあります。
それだけではなく、医学もIT業界と同じで日進月歩の世界のため新しい技術・治療方法が導入されていくため業界全体が進化していきます。
それに伴い新しい治療法を導入する企業や施設が増えてくるためです。
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②夜間部が多い
2019年時点のお話になりますが、全国リハビリテーション学校協会に加盟している養成校は理学療法と作業療法士合わせて432校。
2021 年言語聴覚士は大学だけで28校になります。
その中で実際にどれだけの学校に夜間部があるかは不明ですが、私立の専門学校・大学にはかなり多く設置されていると思います。
働きながら資格を取るというのはかなり大変ですが、それぞれの合格率は以下の通りで理学療法士と作業療法士は決して難易度が高い資格ではないことがわかります。
令和5年度の合格率
理学療法士→87.4%
作業療法士→83.8%
言語聴覚士→67.4%
どれも国家資格のため学校を卒業する必要があります。
学校の種類 | 入学金+1年次の学費 | 1年間の学費 (2年次以降) | 入学金+卒業までの学費 |
3年制専門学校(昼間) | 140~170万円 | 110~150万円 | 360~470万円 |
3年制専門学校(夜間) | 130~180万円 | 110~130万円 | 350~440万円 |
3年制短大 | 120~160万円 | 120~160万円 | 360~480万円 |
私立4年制大学 | 170~190万円 | 140~170万円 | 590~700万円 |
国立4年制大学 | 817,800円 | 535,800円 | 2,425,200円 |
※あくまで相場です
参考までに自分が通った学校は私学の4年生ですが、授業料は合計で480万程度でした
医療職のため幾つかの補助金がおりる可能性があります。
これも参考までに載せておきます。
https://www.city.yao.osaka.jp/0000001916.html→この地域以外にもあります
③安定している
ここで気になる平均の給料は以下の通りです。
決まって支給する現金給与額 | 年間賞与その他特別給与額 | 平均年齢 | |
理学療法士 | 300,700円 | 698,400円 | 34.7歳 |
全産業 | 311,800円 | 884,500円 | 43.7歳 |
作業療法士と言語聴覚士もほぼ同様です。
全産業を下回ってはいますが、夜勤がないことを考えると妥当かもしれません。
平均年齢も若い方が多いです。
そしてなんといっても、これから先AIが発展してきても消えることのない職業だと言うことです。
これからホワイトカラーの仕事はどんどんAIが代替えをしていくようになります。
〜10年後、なくなる可能性がある仕事〜
サイトにより諸説ありますが、概ね同様の職種と思います。
· 一般事務員
· 銀行員
· 警備員
· 建設作業員
· スーパー・コンビニ店員
· タクシー運転手
· 電車運転士
· ライター
· 集金人
· ホテル客室係・ホテルのフロントマン
· 工場勤務者
· 薬剤師
反対になくならない仕事は・・・・?
- ITエンジニア
- 営業職
- データサイエンティスト
- 介護職
- カウンセラー
- コンサルタント
- 教師
ここに看護師さんもよく入っていますが、介護職と同じくぐりで良いでしょう。
リハビリ職種含めた医療・福祉系の仕事は人が生きている限り永久的にニーズのある職種なので需要が途絶えることはありません。
働くフィールドも病院やクリニックは言うまでもなく、介護施設やスポーツ系、学校・教育機関、企業や自立支援施設など多岐にわたります。
医療保険・介護保険どちらのフィールドもカバーできていると言うことです。
国の制度上、今後は介護保険下が強くなると予想されています。
現に自分が勤めている職場でも、介護保険下の事業に力を入れています。また次回以降の投稿で詳細にお伝えできたらと思います。
自分が学生の頃にも、一旦社会人を経験して夜間がきつくなりこの業界の学校へ進学している同級生も一定数いました。
特に女性の方がリハビリ業界を目指すと育児にも時間をさけるのもメリットの1つと思います。
最後に
重要なのは、リハビリ業界で働くからといってその業界だけに囚われないことです。
なぜなら医療職の給料は国が定めた診療報酬で決まりますから、独立・開業でもしない限りはそれに依存するしかありません。もちろん、それは他の医療職も同様です。
そのためには自分が納得できる職場で足を固めることも重要だと思います。
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常に知識のアップデートを図りつつ、国の制度や社会情勢に目を向けていくことが重要であると思います。
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