薬剤師と看護師どっちが将来性があるのか?

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この記事を読めばわかること

これからはAIにどんどん仕事が代替えされていきます。医療職とて例外ではありません。
どの年代でも知っているメジャーな職業の薬剤師と看護師。その薬剤師と看護師ではどちらに将来性があるのか検証してみました。どっちの資格が将来性があるのでしょうか?はたしてあなたの考えと同じであったでしょうか?

この記事で全てを保証するわけではありませんので、一意見として参考までに留めておいて下さい。

薬剤師と看護師でどちらが将来性が高いかと言われれば・・・

看護師でしょう

将来性が高い=AIに代替えできない職業なのです。

10年後AIによってなくなる可能性がある仕事12選

AIによってなくなる可能性のある仕事12選は、以下のとおりです。

  1. 一般事務員
  2. 銀行員
  3. 警備員
  4. 建設作業員
  5. スーパー・コンビニ店員
  6. タクシー運転手
  7. 電車運転士
  8. ライター
  9. 集金人
  10. ホテル客室係・ホテルのフロントマン
  11. 工場勤務者
  12. 薬剤師
TECH CAMPブログ

このような予想ランキングは幾つも存在しています。挙げるとキリがないためこの情報だけにさせてください。しかし、薬剤師が12位にランクインしているのことは受け止めなければならない現実です。

現在ではドラックストアは医薬品だけでなく、様々な物が売られています。
ですが、アマゾンサイトなどのネットで簡単に購入することができます。

※もちろん、購入できる医薬品は限られています。しかし一昔前では考えられない時代になりました。
ネットで気軽に購入できる=ドラッグストアの需要が低下する=薬剤師の仕事が減少することに直結してしまいます。

ボタンリンク?

反対に看護師は・・・

AIがあってもなくならない仕事/職業

  • 仕事①:AIエンジニア
  • 仕事②:看護師
  • 仕事③:医師
  • 仕事④:データサイエンティスト
  • 仕事⑤:コンサルタント系
  • 仕事⑥:営業職
  • 仕事⑦:クリエイター系
就活の教科書

AIに奪われない職業を予想したサイトも挙げるとキリがありませんが、看護・介護職は必ずランクインしています。

薬剤師の仕事は主に3つです。
①調剤業務②服薬管理③服薬指導

💡どれも身体的負担が少なく、基本的にはホワイトカラーよりの仕事と言えるでしょう。
現在は年金の問題からも、定年退職をする方は少なくなってきました。一度退職したとしても、再雇用で働く方が圧倒的に多いです。医療職とて例外ではありません。

そのため薬剤師は定年後も、比較的身体への負担が少なく長く継続できる仕事と言えるでしょう。

厚生労働省が2019年の4月2日に出した”0402通知”と呼ばれる「調剤業務のあり方について」です。
これは今まで薬剤師しか行えなかった調剤業務の一部を、薬剤師の指示に基づき、薬剤師の目の届く場所であれば、機械的な作業に限り薬剤師以外の者が医薬品を取り揃えたり、監査前の薬剤の数量確認を行なったりして良い、とされるもの。
つまり、薬局で働く事務スタッフなどの職員がいわゆる「対物業務」の一部を担うことで、薬剤師が「対人業務」にシフトすることを後押ししています。

なの花薬局

要約すると薬剤師の国家資格がなくともできることをしなければならないのです。

薬局業界も「医療費を削減する」ことが求められており、言い換えると国が「薬局に対する報酬を減らす」ということでもあります。
現に2年に1回調剤報酬改定が行われていますが、調剤基本料や技術料などをはじめ、薬局に対する報酬は徐々に減らされており、苦しい経営状況になっている薬局も少なくありません。

なの花薬局

単価が下がると、それだけ収入に直結するため死活問題となるのです。

薬局は現在全国に約60,000店舗あることは前述の通りですが、実はアメリカの薬局数よりも多い数となっています。
そして、現在の薬局数を国は多くなりすぎたと捉えており、適正な数に抑制しようと動いています。
また、将来的に現在の約半数の30,000店舗になるのでは…とも予想されています。

なの花薬局

冒頭の内容と重なりますが、薬剤師は病院よりもドラッグストアや薬局で働く人が多いです。給料も病院より恵まれています。
その薬剤師の職場が奪われていくことは現実として知っておかなければなりません。

💡ある日突然上記のようなことが起こることは考えにくいですが、その日は徐々に近づいてきます。「ムーアの法則」・・・インテル創業者の1人でゴードン・ムーアによると「コンピュータの性能は18ヶ月で2倍になる」 AIもコンピュータのためこのような法則のように目まぐるしく発展していくことが予想されます。
 

💡その時が来てアクションを起こすよりも、前もって情報収集だけでもしておくといざという時に初動が早くなります初動が早い=有利ということです。まずはファーマキャリアに無料登録しておき、専任のキャリアアドバイザーに相談だけでもしておくと良いかと思います。

💡電話に抵抗がある方はLINEなどでも代替えできます。

💡かといって看護師も良いことばかりではありません。これから先に介護用のロボットがどんどん進化して現場のスタッフの負担も軽減することは予想できますが、おそらく今現在の新卒の方も含めて、全てをロボットが代替えする日はまだ先のことと思われます。
 そのため仕事の全てをロボットが代替えすることはなく、重症患者の移乗動作などもこなす必要があります。

2025年には、最大で27万人の看護師が不足すると予測されています。

厚生労働省の推計によると2025年には、200万人前後の看護師が必要になるとされています。

同推計によると、2025年の看護職員数は175万人~182万人とされており、6万~27万人の看護師が不足するとされているのです。

厚生労働省

看護師の需要が高いことは、日本が超少子高齢化社会に突入していることが原因となっています。

実際に年齢別の人口推移の予想によると、65歳以上の人口は増え続けるのに対し、それ以外の人口は減少の一途をたどっています。

公益財団法人 生命保険文化センター

日本は世界に類を見ない速度で高齢化が進んでいます。ただでさえ、お年寄りが増える一方なのに少子化も重なっているのが日本なのです。いわゆる少子高齢化です。

💡看護師は未来永劫に職に困ることはないと言える職業でしょう。

薬剤師でも看護師でも、どちらの職業でも時代の流れに取り残されないように、早めに職場での足場を固めておくことをお勧めします。
一般企業では実力主義の職場は徐々に増えつつあると思います。ですが、医療職はそうではなくまだまだ年功序列です

医師の分野でも部長クラスの人間が言えば、下っ端の医師の治療方針が変わるように、薬剤師や看護師でも役職者からの一言で方針が変わってしまいます。

これには命を扱う現場ならではの特異性があります。一般的なビジネスと異なり失敗が許されないからです。医療介護現場での失敗=怪我及び生命の危機直結します。

そのため年上の先輩よりも、優れた資格を持っていても、その職場での経験年数が優遇され追い越すことが難しい傾向にあります。

つまり、より早く目的や目標を持つことができる職場に足を固めることが重要になってきます

💡現職場に満足していれば転職の必要はありません。
ですが、資格取得者は自身のスキルアップのために職場を変えることが多いです。自分の今の職場でも80〜90%以上が複数の職場を経験しています。

💡その際には、表面上の年収がわかるだけでなく職場の内部事情も把握している転職エージェントに相談すると良いでしょう。

💡看護師さんの場合はレバウェル看護がお勧めです。

まとめ

・薬剤師は仕事内容の一部をAIに代替えされていく可能性が高い

・看護師は身体的にハードだが、AIに代替えされにくい職業である

・現職場で満足いかなければ、転職して早めに足場を固めておく

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