【コメディカル向け】ブラック職場の特徴4つ

ブラックな職場のイメージ画像 job change strategy
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この記事を読めばわかること

転職する際に絶対避けたいブラック病院・施設。
ブラックの定義も挙げるとキリがないため自分の体験談から4つに絞ってお伝えします。
今現在ブラック職場にいる方でこれから先もブラック職場に行ってしまわないように、是非参考にしてもらいたい内容です。

結論・・・

自分の体験談からすると完全に見分ける方法はない。

なぜならその部署ごとに所属長が異なるため、一概に病院全体がブラックとも断定できないからです。
もちろん、その病院や施設ごとブラック職場ということもあり得るでしょう。

また同じ系列でも病院は評判が良いが、併設の老健は評判が悪いパターンもあります。
Aさんからするとブラックでも、Bさんからするとホワイトというパターンもあり、一概に白黒つけれません。

しかし、最低限のライン
誰がどうみてもブラックだろう・・・
これは存在すると思いますので、見分けるポイントについて解説していきます。

💡年間休日115日〜有給使用可と求人票に記載されています。
有給は使用できますが、希望通りの日になっていない。もしくは最悪の場合は消されてしまう。

自分の病院のとある部署では、夏休みを希望で書いていても、別日に変更されているとのことです。
変更されるくらいなら、まだマシかと思います。

別の同職の友達は、有給を消されると言っていました。事情があるならせめて直接説明して欲しいものです。

2019年4月以降、企業は年に10日以上の有給休暇が付与される労働者に対し、年間5日以上の有給休暇を取得させなければならないと義務づけられました。

OBC360°

労働者の権利として有給休暇がとれないのは問題です。

どの医療職にも臨床実習がカリキュラムに埋め込まれています。
それでも働き出してすぐに、自己で判断して仕事を全うするには困難です。
そのため平均で3年間は新人指導係がつくものです。

ですが、中にはその指導がない場合があります。
※自分も殆どないようなものでした。1年目なんて学生の延長上ですからね。右も左もわかりません。
そのような職員に医療行為をさせるのはかなりリスキーですし、対象者も不安に感じるはずです。

※現在は改善されて教育係が担当しています。

病院独特の感覚だと思いますが、仕事と勉強の区切りが難しい
自分からすると仕事、上司からすると仕事をこなせるようになるための勉強と・・・
お互いの意見・主張が異なり、結果的に裁量の調整者である上司が残業を却下することができます。

これは自分の体験からの話ですが、病院には大きく国公立系と私立の2種類があります。
圧倒的に私立病院の方がブラックが多いです(分母的にも私立が多い)。

なぜなら国公立=公務員のため、潰れることはごく稀です。仮に潰れたとしても他の病院と合併という形で職は保証されています。

反対に私立病院は潰れたら負債が残るだけです。もちろん、平社員がそれを背負うことはありませんが、ただでさえ少ない退職金もありません。
そのため国公立病院以上に私立病院は利益を追求しないといけないため、有給却下やサービス残業時間が多くなります。

ちなみに・・・日本の殆どは私立病院です。

日本の医療の特徴として、民間病院を中心とした医療提供体制があります。

日本の約9000の病院のうち、約7割が民間病院(私立病院)で、3割が公的な病院です。普段はあまり気にしないと思いますが、病院は「◯◯会」のような医療法人が経営している病院に代表されるような民間病院と、「市立〇〇病院」や「国立〇〇病院」のような公的な病院の、大きく2つの種類に分けられます。

東洋経済

以上、自分の体験談で解説しましたが、他のサイトにも記載されているため概ね間違いはないと思います。
そして4つ目は

これは殆どのサイトに書かれていませんが、実際に友達の職場であったことのため記載しておきます。

退職者が出るのが悪いわけではありません。
しかしその退職者が一部の年齢層、入職して間もない若手達だけというのはおかしいです。

なぜ若手達だけが辞めていくのか考えてください。
上司からのパワハラか?上記のようなサービス残業や有給休暇の取り消しなど、ブラック職場となっている意外に理由はないでしょう。

現在すでに役職についている人たちからすればもう安泰のため、転職することはないでしょう。その部署で地位が確立していますから。
なので新人ばかり退職していくことになるのです。

💡医療職というのは、他のサービス業とは異なり直接or間接的に対象者の治療やその治療に役立つことを仕事としています。
どうしても患者や利用者のためと、大義名分のために自己犠牲を強いるor強いられる傾向が強いです

なぜなら医療や介護現場における失敗は、一般的にビジネスとは異なり「怪我及び生命の危機に直結」するからに他なりません。

ですが、医療職も人間です。
大義名分のために仕事に支障をきたしてしまっては、本末転倒でしょう。

石の上にも3年という言葉もありますが、正解はないでしょう。
そのようなブラック職場はさっさと退職して、転職した方がよほどメリットが大きいようにも思います。

我々コメディカル職も、基本的にはブルーカラーの仕事です。体が資本です。

ファルマスタッフ-薬剤師の転職派遣支援サービス

転職の際は、現在辛かった職場の出来事をキャリアアドバイザーに伝えましょう。
転職サイトは第三者に介入してもらう方が圧倒的に有利なのです。

考えてみてください。
なぜ、今あなたが辛いブラック職場を退職しようとしているのか。
それは内部事情まで把握していなかったからです

専任のキャリアアドバイザーは、その内部事情に詳しい方ばかりです
医療には医療のプロがいるように、転職には転職のプロがいます。

一度、登録して相談だけでもしてみてください。
もし担当と馬が合わなければ変更も可能です。

💡上記に挙げた有給消化のことや時間外労働のことなどを、その職場でご自身の手で変えることは不可能です。
そうなるためには役職に就く必要があります。ですが、そのブラック職場で役職に就くのは何十年後なのでしょう?ブラック職場で役職に就く意味があるのでしょうか?

看護のお仕事

まとめ

・有給やサービス残業を強いられるのは、ブラック職場の特徴

・新人ばかり退職していく職場もブラックである可能性が高い

・体が資本のため、ブラック職場は転職することが一番の解決策

転職活動はとても勇気のいることです。100%上手くいく保証はどこにもありません。
そんな中で勇気を振り絞り、行動しなければ、今のブラック職場のままです。
辛い思いをしているのはあなただけではありません。他にも沢山ブラック職場でヘトヘトになりながら働いている人はいます。
次の職場が最高の職場でありますように・・・

また退職する際には保険料などに関する知識も必要となってきます。それらのことは誰も教えてくれないため、自身で知識として身につけるしかありません。同じ理学療法士の月太郎さんが書いた記事も参考にしてみてください。

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