専門性の向上
💡これはどのサイトにも記載されている内容になりますが、まずはその仕事領域における専門性の向上は必須です。
リハ職にも看介護職にも認定や専門の資格は存在しますし、
一部のコメディカル共通の資格であれば3学会合同の資格も存在します。
しかし現実問題として、資格を取得しても給料に反映される職種と、そうでない職種が存在するのは事実です。
認定資格を取得しても診療報酬に反映されるのは一部の職種だけです。
自分も認定理学療法(脳卒中)を取得していますが、給料には反映させません。
例えば認定看護師と比較しても、同じ認定と名のつく資格でも取得までの労力が桁違いです。
そのためリハ職の認定資格が診療報酬に反映されないのも仕方ないと思っています。
それでは給料に反映されない資格は取っても無意味なのでしょうか?
職場によることと、最終的になりたいorしたい仕事によります
ここでは自分の場合を例に紹介させて下さい。
上記はほんの一例で、必ずしも募集要項に記載がなくとも履歴書には記載できますのでマイナスにはなりません。
面接官からするとAさんかBさん同じようなレベルの応募者がいた時に、資格や大学院卒の資格があると有利には働くはずです。
純粋に給料に反映させずとも、転職をしてキャリアアップを目指していくのであれば
やはり専門性の向上は必須だと考えます。
本当に面接官からすると、何の資格もない30代と資格のある30代であれば選ぶのは後者ですよね。
ITスキルの向上
💡これは一見関係なさそうに思うかもしれませんが案外そうではありません。
ご自身の普段の業務内容を思い出してください。
自分達の業務は臨床業務+事務作業(カルテ入力等)で成り立っています。
純粋に患者さんに関わっている時間ばかりではないはずです。
カルテ業務の他にも学会発表や院内研修会の資料作成でパソコンの知識が必要になるはずです。
その際にもクオリティが高いものを作成しようとなると、
ちょっとした動画制作の知識も求められてきます。
どの職種でもそうですが、出世をして管理業務が多くなればなるほど
現場の臨床業務は減り、パソコン関係の業務が中心になってきます
コメディカル=専門性だけでは差別化は図れない時代になっています
💡自分の職場も入職時は紙カルテでしたが、すぐに電子カルテが導入されました。
個人情報の観点からパソコンの取り扱いもかなり厳しくなってきています
コミュニケーションスキルの向上
💡上記のITスキルは例えコメディカル職を辞めることになっても、
おそらく次の職種に転職しても通用するスキルです。
しかしこのコミュニケーションスキルは
どの職種でも共通です
ポータブルスキルとも呼ばれていますね
そのためある意味では一番重要なスキルです
コメディカルといえ対象者は人である以上、コミュニケーションを図らなければなりません。
どんなにすごい知識や技術があったとしても、信頼関係が成り立たなければ治療は成立しません。
対象者に拒まれることもあります。自分も何度か経験しました。
やはり人対人なので、相性はあるなぁと感じました。
💡当サイトはコミュニケーションの図り方についての内容ではありませんので、
詳細は別サイトに委ねます。
他にも挙げるとキリがありませんが、転職する際には上記のスキルを磨き
自分で自分の給料を交渉できるくらいの努力が必要かと考えます。
もちろん20代の頃の転職はそうはいかないと思いますが、
30・40代で転職されるのであればそれくらいの力量があれば第一希望の職場に転職できるのではないかと思います。
・給料に反映されなくとも、専門性の向上は必須
・コメディカルでもITスキルの向上も必須
・どの職種でもコミュニケーションスキルは磨いておく
・自分で自分の給料を交渉できるレベルまで高めるのが理想
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