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〜この記事を読めばわかること〜
女性がなりたい職業でも常に上位にランクインする看護師さん。
2024年の最新の給与事情はどうなのか?今回は地方を中心に解説していきます。
現役の看護師さんで転職を考えている方や、これから看護師さんを目指す学生さん向けの内容となっています。
記事で紹介する数字は下記のサイトを参考にしています
・2021年日本看護協会「2020年病院看護実態調査報告書」
目次
1.全体の平均給料と内訳
2.地方での平均給料
記事で紹介する数字は下記のサイトを参考にしています
・2021年日本看護協会「2020年病院看護実態調査報告書」
看護師さんが奥さんだと、「いいねえ。羨ましい」「安泰だなあ」と周りから羨ましがられますよね。
確かに、一生涯食いっぱぐれることのない安定感で働き口は幾らでもあります。それに給料も平均以上あります。
自分も女性を紹介してもらった際に、Aさん(ショップ店員)とBさん(看護師)で親は迷わずBさんを勧めてきました。両親世代からしてもやはり看護師さんは魅力的なのでしょう。
看護師の平均給料
2024年の最新の平均年収は以下の通りです
平均年収 | 508万1300円 |
月給※ | 35.2万 |
ボーナス | 86.2万 |
平均年齢 | 40.7歳 |
厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」より
⭐️これから税金や社会保険料が引かれた実際の手取りの年収は
「380〜405万」となります
だいたい年収に対して70〜80%が手取りとなりますね。
内訳としては
・基本給・夜勤手当・残業代(時間外)・ボーナス |
上記に加え、扶養手当や住居手当てなどが支給されます
基本給
💡新卒看護師の場合、大卒で209,616円、専門卒で203,276円となっています。
年次を重ねるごとに、毎年4,000円~5,000円ほど昇給していき、勤続10年目、非管理職の看護師の場合、基本給は約24.5万円になります。
一概には言えませんが、昇給率は国公立系の職場の方が高く6000〜7000円程度アップしていきます。
夜勤手当
2交代 | 3交代 | |
平均手当額 | 11,286 円 | 4,154円(準夜)5,122円(深夜) |
平均回数 | 4.7回 | 7.7回 |
平均手当額×回数 | 53,044円 | 35,713円 |
2021年日本看護協会「2020年病院看護実態調査報告書」より
ボーナス
年齢 | 男性 | 女性 |
20~24歳 | 41.5万円 | 46.7万円 |
25~29歳 | 88.7万円 | 75.0万円 |
30~34歳 | 87.7万円 | 76.2万円 |
35~39歳 | 97.3万円 | 89.6万円 |
40~44歳 | 110.6万円 | 94.0万円 |
45~49歳 | 99.7万円 | 103.9万円 |
50~54歳 | 106.5万円 | 105.8万円 |
55~59歳 | 89.8万円 | 110.2万円 |
60~64歳 | 64.0万円 | 70.6万円 |
65~69歳 | 103.3万円 | 44.4万円 |
70歳〜 | 5.2万円 | 28.7万円 |
男性・女性で著名な差はありませんが、20〜24歳と25〜29歳での上昇率が著しいです。
但し、一般病院に限ります。上記でも述べましたが国公立系や日本赤十字社は除きます。
これらの病院は初任給こそ低いものの、その後の昇給率やボーナスの倍率と何といっても退職金が大きいです。
残業代(時間外)
厚生労働省が行った調査によると、看護師の毎月の残業時間は平均約6時間
日本看護協会の調査では、平均5.2時間とされています。
このデータと基本給などから考察すると、毎月1~1.2万円が残業代として考えられ、年間では12~14.4万円程度と考えられます。
看護師の年収から、残業代の割合はあまり大きなものではないと分かります。
※これは自分の職場でのことですが、残業代の割合が多くない=
残業がないわけではありません。
実際には定時を大幅に過ぎても、残業代が認められてないだけというケースもあります。
残業代が出るかどうかは、職場の事務長や所属長により異なります。
長時間行動をしているにも関わらず、残業代が認められない場合は、転職を検討してみても良いでしょう。
地方で働く看護師の平均給料
1位 東京都 564万1,000円
2位 奈良県 545万8,000円
3位 兵庫県 541万5,000円
4位 埼玉県 541万2,000円
5位 富山県 535万0,000円
6位 岐阜県 531万9,000円
7位 和歌山県 530万2,000円
8位 新潟県 529万8,000円
9位 大阪府 529万5,000円
10位 神奈川県 527万9,000円
💡東京が一番なのは納得ですが、10位以内に多くの関西地方がランクインしています。
これが医療業界の実情なのです。必ずしも都心部が高くなるわけではありません。
厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」より
ここまで読んでいただきありがとうございました。
どうでしたか?皆さんのイメージ通りだったでしょうか?
外部の方からするとやはり看護師さんは魅力的に映るでしょう。
しかし実際に現役の看護師さんはどう感じているのでしょうか?
自分の職場の看護師さんは・・・
日によりますが基本的に大変と聞いてます。側から見てても思います。
頻回なNsコール、ベッドからの転落、急な入院や転院など挙げるとキリがないほどあります。
看護師さんの内情は基本的にハードなのが現実です。
その職場職場でのカラーがあると思いますが、やはり合わない職場に働き続ける必要はないと思います。やはり身体が資本ですからね。
国家資格なので、働き口は幾らでもありますし、転職サイトも強い味方になると思います。
転職は第三者に介入してもらった方が絶対に楽です。それだけは断言できます。
下記記事も参考になれば幸いです
~まとめ~
・夜勤があるため、内情は重労働な部分がある
・一般的には20代が一番給料の伸び率が良い
・それでも未来永劫に安定しているため、総合的に見れば魅力的な職業の一つ
・必ずしも首都圏が給料高いとは言えない
・転職時は転職サイトを活用しよう
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