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安定して稼げる職業である看護師ですが、高収入を得ようと思うと職場を検討しなければなりません。
やりがいと給料、どちらが一方的に偏っても仕事の満足度は低いです。
どちらも同じくらいあれば、やりがいもあって高収入ということになり理想的ではありませんか。
看護師の中で、その2つを叶えるにはどの職場に転職すれば良いのでしょうか?
正直なところやりがいは価値観に左右されます。
決して数値化できるものではないため、決めつけるのは難しいです。
しかし、収入は数値化できるため700万なら、誰にとっても700万です。
ズバリ、看護師さんが稼げる職場は
訪問看護と美容クリニックです。
訪問看護ステーション
訪問看護の平均給料
医療費削減のため、病院の平均在院日数が短縮がされ在宅医療が推奨されています。
その中で訪問看護の果たす役割は大きいでしょう。需要は右肩上がりです。
訪問看護ステーションで働く看護師の年収は、約543万5,412円が平均です。
令和4年度の概算調査「訪問看護の収差率等」
訪問看護ステーションで働く常勤換算職員1人当たり給与費は月額452,951円でした。
地域の需要やステーションの規模により年収は大きく変動しますが、経営状況によっては1,000万以上を目指すことも可能です
訪問看護で働くメリット
💡訪問看護で働くメリットは
①土日休みが多い ②夜勤なし ③日勤のみでも給与水準が高い
④移動がメイン ⑤時代に合った仕事
①土日休みが多い
病院と比べると圧倒的に土日休みが多いでしょう。
完全に休みとまではいかない場所もあると思いますが、交代で出勤体制をとっている場合が殆どです。
②夜勤なし
オンコールが(待機)ある場合が多いですが、夜勤がないのはかなりの魅力でしょう。
終末期でいつ急変してもおかしくない利用者が多い場合は、オンコールが多くなるかもしれません。
しかしそれは病院でも同様です。
③日勤のみでも給与水準が高い
日勤のみの看護師の給料は、夜勤手当のある看護師より低いのが現状といえます。日勤のみの看護師の平均給与は約29〜31万円で、平均年収は約426万〜約456万円です。夜勤と比べると給与で約4〜6万円、年収で約50〜80万円の差があります。
レバウェル看護
仮に上記の年収を下回ったとしても、夜勤がないことを考えると好条件だと言えるでしょう。
④移動がメイン
これは個人の解釈によりますが、訪問=対象者の自宅へ行くため移動がメインとなります。
一日5件程度が平均のため、肉体的な疲労は少ないです。
⑤時代に合った仕事
看護師じたいが、いつの時代にも合っているのですが、その中で特に合っていると思います。
前述した通り国は在宅医療を推進しているため、需要は高まるばかりでしょう。
実際に自分の担当患者でも、退院後は訪問看護を利用する方は多くいます。
自分の足で通院できない方には、なくてはならないサービスなのです。
訪問看護で働くデメリットは下記で後述しています。
美容クリニック
美容クリニックの平均給料
美容クリニック看護師の年収は、500〜600万円が相場です。
大手美容外科のモデル年収は540〜670万円前後、大手美容皮膚科のモデル年収は500〜650万円前後。
月収の場合は、美容外科は36万円以上、美容皮膚科では35万円以上とされています。
my-best.com
💡美容クリニックは保険診療でないことが多く、自費診療のため収入が高くなる傾向があります。
医師も同様に美容外科系の方が圧倒的に収入が良いため、それに比例するかのように看護師の給料も高くなっています。
💡一般的な看護師は、美容クリニックで働く看護師よりも平均で10〜110万程度低めに設定されています。
美容クリニックで働くメリット
💡美容クリニックで働くメリットは
①夜勤が少なく、残業も少ない ②給与水準が高い ③美容の知識が深められる
①夜勤が少なく、残業も少ない
クリニックなので残業はありません。基本的には予約制のため、急患がくることもありません。
そのため残業は比較的少ないでしょう。
②給与水準が高い
前述した通り、保険診療ではなく自由診療のため各クリニックで定めることが可能です。
③美容の知識が深められる
美容やスキンケアに高い関心を持っているなら、働きながら美容に関する高い知識を身につけられるため、一石二鳥です。
また従業員価格で施術が受けられることがあるため、お得に美を追求することができます。
美容クリニックで働くデメリットも下記で後述しています。
転職サイトを活用しよう
大前提としてどちらも新卒の看護師さんでいきなり働くのはお勧めしません。
3年程度の経験年数を積んでからと転職が良いと思います。
なせなら、もしいきなり美容クリニックにいき何かしらの原因でその職場を退職することになったとします。
次の職場も美容クリニックへ転職できれば良いですが、一般病院となった場合は年齢的に中堅のため、その経験年数に応じた活躍をすることが難しいことが予想されます。
一般病院となれば総合的な知識や手技が必要です。美容クリニックは専門領域がある程度限定的のため、美容クリニックの知識しかない状態で、一般病院へ転職するのはかなり苦労します。
新卒の看護師は急性期病院へ配属されることが多いです。
それには理由があります。急性期は採血や治療が多いため、手技の数をこなせるからです。
量より質という言葉もありますが、量をこなさないと質は上がりません。
💡なので最初は一般的な病院へ就職し、数年後に転職サイトを使って美容クリニックや訪問看護ステーションに転職しましょう。
看護師の有効求人倍率は2.47倍
厚生労働省が公表した「職業別労働市場関係指標」
💡看護師1人につき2.47件の求人が用意されている計算であり、看護業界が深刻な人材不足に陥っていることがわかります。
訪問看護も同様です。
病院では色んな職種がいます。何かあれば医師の指示をリアルタイムで仰げます。
動静変更のことであれば、リハスタッフに同じくリアルタイムで相談できます。
しかし、訪問看護ではその場には自分1人しかいません。
何かあると自分で対処しなければなりません。
経過観察なのか、救急車を呼ぶのか・・・
シビアな判断力が必要です。
その判断にミスは許されません。医療現場におけるミスは怪我及び生命の危機に直結するからです。
そのためには知識と経験が欠かせません。
それは新卒の看護師ではどうひっくり返っても対応困難です。
なのでしっかりと経験を積んでから、訪問看護へ転職することを強くお勧めします。
・看護師の中で特に稼げるのは、訪問看護と美容クリニック
・新卒ではなく、数年の経験を積んでからが無難
・転職時は、転職サイトを活用する方が圧倒的に効率よく失敗も少ない
世の中には、小さな失敗と大きな失敗があります。
小さな失敗は大したことはないと思いますが、転職の失敗は大きな失敗でしょう。
場合によっては、失敗ではすまされないかもしれません。
100%成功する転職サイトはどこにも存在しませんが、その確率を少しでも上げるために、
ぜひとも転職サイトを使って成功するように願っています。
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