薬剤師が転職して給料アップするのはどの県?

薬剤師の転職をイメージした画像 job change
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この記事を読めばわかること

平均的な年収よりは、平均年収が高い薬剤師。
あくまで平均のため自分が就職する場所によっては、薬剤師であっても給料が低くなる場合もあります。
今回は転職を検討されている薬剤師さんが失敗しないように、どの県が平均年収が高いのかお伝えしていきます。

結論から・・・

薬剤師の平均年収が高い県は宮崎県でした。

後ほど、解説します

2023年度の薬剤師の全国平均年収は583.4万です

マイナビ薬剤師

年代別では以下の通りです

年齢層平均年収平均年齢
20~24歳381.3万円24.5歳
25~29歳464.9万円27.4歳
30~34歳564.1万円32.5歳
35~39歳608.1万円37.8歳
40~44歳630.4万円42.6歳
45~49歳641.2万円47.4歳
50~54歳665.6万円52.2歳
55~59歳717.4万円57.4歳
全年代平均583.4万円41.1歳
令和4年賃金構造基本統計調査

2022年度の日本人の平均年収は458万です

オリックス銀行

年代別では以下の通りです


平均年収
19歳以下124万円
20~24歳273万円
25~29歳389万円
30~34歳425万円
35~39歳462万円
40~44歳491万円
45~49歳521万円
50~54歳537万円
55~59歳546万円
60~64歳441万円
65~69歳342万円
70歳以上298万円
「令和4年分 民間給与実態統計調査」

💡薬剤師と日本人の平均年収を年代別に比較してみると

20代薬剤師→381.3万円、日本人20代→273万円

この時点で既に約100万

開きがありますね。

薬剤師は6年生のため、スタートは出遅れますが

すぐに取り返せそうです

💡30〜34歳の薬剤師→564.1万円、30〜34歳の日本人→425万

💡40〜44歳の薬剤師→630.4万、40〜44歳の日本人→491万

💡50〜54歳の薬剤師→665.6万、50〜54歳の日本人→546万

どの年代でも約100万円ほどの差があります

ランキング都道府県年収
1位宮崎県717.7万円
2位熊本県684.1万円
3位栃木県664.8万円
4位青森県651.9万円
5位静岡県638.0万円
6位茨城県637.0万円
7位京都府633.8万円
8位大阪府632.0万円
9位長崎県623.1万円
10位群馬県619.6万円
11位島根県617.0万円
12位富山県609.6万円
13位山形県607.0万円
14位鳥取県604.2万円
15位鹿児島県599.3万円
16位佐賀県596.3万円
17位秋田県591.0万円
18位新潟県590.8万円
19位徳島県590.7万円
20位長野県589.8万円
21位愛媛県589.2万円
22位広島県589.0万円
23位東京都584.8万円
24位岩手県584.3万円
25位北海道583.3万円
26位千葉県582.3万円
27位愛知県581.1万円
28位石川県572.1万円
29位埼玉県571.8万円
29位大分県571.8万円
31位岐阜県571.7万円
32位福井県569.6万円
33位兵庫県569.1万円
34位福島県568.3万円
35位山梨県561.5万円
36位高知県558.2万円
37位福岡県556.8万円
38位香川県553.0万円
39位沖縄県551.9万円
40位神奈川県547.0万円
41位宮城県543.7万円
42位滋賀県537.2万円
43位岡山県534.5万円
44位山口県524.2万円
45位奈良県520.7万円
46位和歌山県509.1万円
47位三重県491.2万円
令和4年賃金構造基本統計調査

第一位は宮崎県でした。
宮崎県は人口ランキング35位なので

意外です。

しかし、第二の熊本面や三位の栃木県も意外です

全体の産業を見渡すと、東京などの首都圏が平均給料がお高いのは間違いありません。
ですが、薬剤師の場合は東京で23位なのです。

実は、これが医療職の特徴でもあります。
薬剤師だけに限ったことではなくて、首都圏=高給というわけではありません

薬剤師が必要とされている場所に対して、どの程度不足なく薬剤師が在籍しているか。

つまり人口に対する薬剤師数や求人数など、
需要と供給のバランスが影響していることが考えられます。

そのため、年収アップさせたいのであれば
首都圏にこだわる必要はありません。

💡24位の岩手県で584.3万のため、あくまで平均だけをいうとこの順位までなら平均的な薬剤師の給料がもらえる可能性が高いということになります。

 裏を返せば、残りの約半数の県は平均的な給料を下回ってしまう可能性が高いと解釈できます

まとめ

・どの年代でも平均年収は薬剤師の方が約100万ほど高い

・第24位の岩手県以上であれば、平均給料がもらえる可能性が高い

・年収アップさせたいのであれば、首都圏にこだわる必要はない

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