【今から目指す】診療放射線技の給料は高め?将来性はどうなのか?

診療放射線技のをイメージした画像 job change
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この記事を読めばわかること

怪我をして病院へ行った時に、レントゲンを撮ってくれる人・・・
そう、診療放射線技師。その人たちはいくらくらいの給料を貰っているのか?
近年は資格の時代で、医療職を希望する人が増えています。
今から目指そうと考えている方、現役の技師さん含めてこの業界の将来性はどうなのかも
解説していきます。

診療放射線技師の平均年収は約547万円で、医療系資格のなかでは薬剤師に近い水準となっています。看護師の平均年収が約499万円臨床検査技師が約496万円臨床工学技士が約423万円であることを考えると、診療放射線技師は、医療系資格のなかでも比較的高収入の職種だと言えるでしょう。

https://co-medical.mynavi.jp/column/rt/salary-rt/#:~:text=まとめ-,診療放射線技師の平均年収は約547万,だと言えるでしょう%E3%80%82
1位薬剤師583万円
2位診療放射線技師544万円
3位臨床検査技師509万円
4位看護師508万円
5位理学・作業療法士
言語聴覚士
視能訓練士
431万円
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2022/index.html

平均年齢:41.5歳、勤続年数:13.7年

平均年齢が異なるため一概には言えませんが、

全体的に看護師よりも給料の高い職業です。

過去10年間で、1番平均年収が高かったのは2020年(令和2年)の549万
1番平均年収が低かったのは2019年(令和元年)の502万円です。
多少の増減は伴いながらも、増減を繰り返しています。

平均月収は37万円、平均賞与(ボーナス)は101万円程度です。
ここ数年の賞与は平均90万程度で推移しています。

厚生労働相「令和4年賃金構造基本統計調査

💡なぜ年により年収の変化が生じるのか?

この理由としては、
診療放射線技師の平均年収は20代から上昇し、50代後半で702万円とピークを迎え、
60代になるにつれて下がっていきます。
その背景としては、60代~は定年となり、再雇用で働く場合は給与条件の見直しが行われるケースが多く、これらの理由により年収が下がる傾向にあるようです。
結果的に、年により平均年収の差が生じてしまいます。

1位薬剤師2,903円
2位診療放射線技師2,760円
3位理学・作業療法士
言語聴覚士
視能訓練士
2,470円
4位看護師1,817円
5位臨床検査技師1,763円
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2022/index.html

💡平均時給でも薬剤師に次ぐ2位となりました。
 近年はパートや非常勤で働く方が増えているようです。

①マンモグラフィー、胃透視
 上記経験者の場合は年収380〜450万円が相場です。

②病院
平均年収は330万円~400万円が相場です。
病院勤務で年収に開きが出る一番の要因は賞与の支給額で、
2カ月~5カ月とかなり差があります。

③大学病院
平均年収は430万円~550万円が相場です。
大学病院の6割は病床数500床以上で、職員数は1000人を超えます。
特に学会発表や研究に力を入れており、その準備のために時間外業務も増え、
残業代が多く発生しすることも高給与であるひとつの要因と言えます。
但しどの程度の残業時間でどの程度残業代が支払われるかは、
可能なら転職アドバイザーに確認しておくことをお勧めします。

④クリニックや健診センター
平均年収は350万円~400万円が相場です。
クリニックには賞与がほとんどないケースもあり、その分月給が高い傾向です。
最近は年俸制を採用している施設も多くなってきており、
年収420万円の場合は月給35万円×12ヶ月となるなど、賞与がない分高月給となるケースもありますので、求人票をご覧になる際は事前にご確認ください。
また1人職場では給料が高くなる傾向にもありますので、必要なら合わせてご確認ください。

健診センターに転職した場合の平均年収は350万~450万円が相場です。
マンモグラフィーと胃透視の経験があると優遇されやすい傾向にあります。
特に胃透視をご経験された男性の診療放射線技師さんは、
将来的に技師長となるケースが圧倒的に多くキャリアと共に年収アップも狙いやすいです。

https://rtjob.jp/about_rt/salary/ を参考に引用・改変

💡そんな診療放射線技師の将来性はどうなのか?
 これから先、AIに代替えされていく職業は無数にあります
 その中で・・・

診療放射線技師の将来性については医療業界の進歩とともに、引き続き需要が見込まれています。高齢化社会の進行により、病院やクリニックでの検査需要が増加しており、放射線技師の役割は重要です。

また、最新の医療技術の進化に伴い、放射線技師は新しい機器の操作や画像解析などの専門知識を更新し続ける必要があります。AIやロボティクスの発達により、より精密な診断が可能になる一方で、これらの技術を適切に扱う技術者の需要も高まっています。

さらにがん治療における放射線治療の進歩も、放射線技師の専門性を高める要因です。治療技術の高度化は、専門的かつ高度な知識を要する診療放射線技師の必要性を増やしています。

ただし、医療業界の政策や経済状況、技術革新などによって将来性は変動する可能性もありますので、常に最新の情報を得て、スキルアップに努めることが重要です。

診療放射線技師は需要が増加傾向にある職種です。
診療放射線技師として従事する人の数は平成14年では39,587人ですが、
12年後の平成26年には50,961人にまで増えています。

💡令和2年度の診療放射線技師の有効求人倍率は、1.03です。
 有効求人倍率の基準は1より上だと求人を出す企業が多く、1より下だと就職をしたい人のほうが
 多いことを指します。

 1.03なので飛びぬけて数値が高いわけではないものの、就職したい人数よりも求人を出す医療機関の
 方が多くなってきているため、さまざまな求人情報から気になる病院やクリニックを見つけられる
 しょう。

上記の内容と重なりますが、求人にも一定の需要があること
        ➕
今後AIが発展してきても、その全てを代替えすることは不可能と言われています
        ➕
養成校も増加中

結果的にAIに全てを奪われることがないため、なくなる可能性は低い職業と言えるでしょう。
これが医療職の最大の長所と言っても過言ではないと思っていますが、
場所や年齢に縛られずに働けること。

また診療放射線技師の場合は身体への負担が少ないため、年を重ねても働き続けることが可能です。

将来性は十分あると考えます

転職サイトのアドバイザーに年収を聞かれたらどう答えていますか?
年収と手取りは似ているようで異なるので注意が必要です。

年収とは年間に得られる総収入のことで、税金や保険料などが差し引かれる前の金額です。
一方、手取りは年収の金額に応じた保険料や税金などを差し引かれたあとに実際に支給される金額になります。

● 年収…1年間に得られる総収入
● 手取り…総収入から保険料や税金などを差し引いて実際に支給される収入

社会人は所得税や住民税、健康保険、厚生年金などが基本給与から控除され、残った分が支給額になります。勤めている企業によって多少異なりますが、給与明細の総支給額合計から控除額合計を差し引いた、差し引き支給額が手取りです。
https://www.saisoncard.co.jp/credictionary/bussinesscard/article306.html#:~:text=年収とは年間に,る金額になります%E3%80%82

転職時に「給料はいくらですか?」と聞かれた場合は
手取りではなく、純粋な年収を答えないと損をしてしまいます。

💡もし仮に手取り額400万を年収として伝えてしまうと
 転職後の年収が420万であった場合は、手取りとしては減額となるからです。

💡医療人といえど、やはり金融に関する知識も必要です。

まとめ

・マンモグラフィーや胃透視の経験があった方が年収アップしやすい。

・飛び抜けて求人数が多いわけではないが、一定の需要は今後も見込める。

・医療人といえど、金融の知識も必要で年収と手取りは異なることを理解しておく

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