【2024年】薬剤師が年収1000万稼げるのはどこ？

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『1000万プレイヤー』

この年収に達することができる職種は非常に限られています。

そして、医療職でこの年収に達することができる可能性が高いのは
医師を除き、薬剤師です。

そう、
薬剤師は年収1000万は可能です。

【職業別】薬剤師の年収ランキング

薬剤師の平均年収は583.4万円で、平均年齢は41.1歳です。
2020年は561.7万で、2019年は543.7万とここ数年は増加傾向にあります。

令和4年賃金構造基本統計調査

薬剤師の働くフィールドは多岐に渡りますが、今回は代表的な場所に絞ってお伝えします。

職種	平均年収 (万円)
製薬会社	958
ドラッグストア	557
調剤薬局	481
病院	416

製薬会社

製薬会社は営業の花形とも言えるMRと研究開発職に分けられます。
外資系の製薬会社も含まれているため、ノルマに応じたインセンティブ制度が導入されているため平均年収が高くなっています。。

基本給に加えて、プラスとなる手当があるため平均年収が高くなります。

業績によっては年間で100万円以上のインセンティブが支払われることもあり、外資系企業だと通常のボーナスの他に、業績ボーナスが支給されるケースもあります。

また大企業の場合は、公務員と同じで福利厚生もしっかりしているため一石二鳥です。

一般的に日本の製薬会社よりも、外資系の方が給料は高くなることが多いです。
しかし、外資系は基本的に転職ありきで考えられているため、退職金が乏しいことがあるため要注意です。
目先の給料だけに囚われず、要は生涯でいくら稼げるかが重要のためその点も確認することをお勧めします。

とはいえ、年収1000万に一番近いのは製薬会社に変わりはありません。

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ドラッグストア

全国のドラッグスストア数は約19.000店舗、前年比3.2%

商業動態統計2024年2月

日本のドラッグストアの数は右肩上がりです。
ドラッグストアなのに、野菜などの食べ物も販売されており、一昔前では考えられません。

店舗の増加に伴い、薬剤師不足も深刻化しています。

ドラッグストアに就職した際は、移動が頻回にあることは覚悟しておいた方が良いと思います。
人員数の整理や新規オープンなどの理由から、店舗移動を余儀なくされるケースもあります。

💡ドラッグストアの店長となる薬剤師は多数いますが、商品の搬入やレジ打ちなど、薬剤師とは関係のない仕事も数多くこなすことは覚悟しておかなければなりません。

薬剤師不足を感じている薬局は41.2%と、不足しているのが現状です。

https://www.mhlw.go.jp/content/001007759.pdf

💡そのため転職の難易度としては、かなり低めです。
ドラッグストアの増加に伴い、求人数は増えていくため就職はしやすいと言えるでしょう。

また平均年収もドラッグストアについで高くなっています。

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調剤薬局

💡調剤薬局に務める薬剤師の平均年収は481万、エリアマネージャーとなると650〜750万になる方もいらっしゃいます。

イメージとしては、自分たちが診療所やクリニックで診察を受ける→医薬分業で外にある処方箋受付の薬局で薬を貰う。

ドラッグストアと違い、薬剤師の仕事である①服薬指導②調剤業務にひたすら没頭できます。

ある意味では、一番薬剤師らしい仕事なのかも知れません。

事実、薬剤師の約半分はドラッグストア・調剤薬局に勤めています。

病院

病院で働く薬剤師は、私立・公立の病院に分けらてます。
その中で国立や県立病院、国立の大学病院、私立の民間病院、私立の大学病院となります。

私立系の病院は初任給こそ高いですが、昇給が乏しいです。

これはかなり重要なことで、知らない人も大勢いるため是非とも認識しておいてください。

逆に公立系の病院は初任給こそ低いですが、確実に昇給があります。
公務員と同じ棒給表です。

薬剤師はリハや臨床検査技師も含まれる医療職（二）なのですが、その中でも一番高いです。

年収1000万は難しいですが、退職金も同様で、圧倒的に公務員系の病院が貰えます。

そのため、退職金までを考慮すると公務員系の病院の方が稼げます。

但し、公務員系の病院は年齢制限があることも多いため転職をお考えの方は早めの行動をお勧めします。

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