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初任給の違い
初任給は私立系が圧倒的に高い。
例えば市民病院の場合・・・
⚫️管理栄養士
月額給与(新卒者の初任給)
大学4卒者 | 196,200円〜 |
短大2卒者 | 179,100円〜 |
大学4卒者で、採用前の管理栄養士としての実務経験年数が
3年の場合 213,200円
5年の場合 221,800円
⚫️理学療法士
月額給与(新卒者の初任給)
大学4卒者 | 202,800円 |
短大3卒者 | 193,500円 |
大学4卒者で、採用前の理学療法士としての実務経験年数が
3年の場合 219,700円
5年の場合 230,600円
1年間で約5000〜6000円昇給していることになります
※これは看護師でも同様です。
なぜなら公務員は棒級表という独自に定めたルールがあり、それに沿って給料が定められています。
但し、看護師・薬剤師の場合は経験年数により昇給率は若干異なる場合があります。
例えば20代の頃は、6000円程度アップしていても、40代・50代となると昇給率は低下する傾向にあります。
https://www.co-medical.com/knowledge/article73/
私立病院の場合・・・
病院のホームページを掲載するのは避けますが、一般的に国公立系と比べると初任給は高い傾向にあります
⚫️看護師
高卒+3年課程卒 | 大卒 | |||
基本給与額 | 給与総額(税込) | 基本給与額 | 給与総額(税込) | |
国立病院(国立病院機構、国立大学病院など) | 19.9万円 | 26.4万円 | 20.8万円 | 27.5万円 |
公立病院(都道府県立、市町村立、公立大学病院など) | 20.5万円 | 26.2万円 | 21.3万円 | 27.2万円 |
公共医療機関(日本赤十字社、済生会など) | 20.5万円 | 26.2万円 | 21.2万円 | 27.0万円 |
医療法人、個人 | 19.7万円 | 26.3万円 | 20.3万円 | 27.0万円 |
看護師さんはどの運営母体でもあまり大きな変化はないようです
しかし、我々リハビリ職は違います・・・
昇給率の違い
⭐️国公立系は大卒と専門卒で給料の違いはありましたが、私立系は関係ありません。
また国公立系において、初任給こそ異なりますが、その後の昇給率は変わりません
それがクリニック・医療法人・社会法人の運営であろうが昇給率で国公立系の病院より多いところは殆どありません。
自分の同級生も殆どは私立系の病院への就職ですが、昇給は年に数百円というのもよくあることです
下記サイトのように私立系で5000円のところもありますが、極稀だと思います。
https://www.openwork.jp/company_answer.php?m_id=a0C1000000uKvd7&q_no=2
東証一部上場の企業でも平均の昇給額は8,235円です
https://www.mms-g.co.jp/column/contents?m=20
基本的に公務員・準公務員系は年齢制限がありますので30歳後半での転職は難しいと考えておきましょう。特に都会はほぼ皆無で、稀に田舎の方の市立系の病院なら可能性は0ではありません。
私立系で国公立系の病院より給料が安い病院に行くメリットは金銭面だけを考えるとないと個人的には思います。
世の中お金という言葉は汚いですが、間違っていません
一般的に国公立系で働くコメディカルの上限は概ね40万とされています(薬剤師を除く)。
おそらく、自分の知る限りでは私立系の病院でこの給料を上回るところはほぼ皆無と思います。
結論、給料面だけに焦点をあてて考えるのであれば
💡新卒では給料が高い私立系の病院が良い
💡30歳前後までに、公務員系の病院へ転職できれば理想
💡公務員系は求人にも記載されていないことが多く、新卒の入社がハードルとしては低い
💡公務員系の中途採用も0ではないため、複数の転職サイトに登録しておく
下記サイトも参考にして下さい
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