医療職は何年目に部署異動するのがベスト?断ることはできるのか?

医療職の部署異動をイメージした画像 job change strategy
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この記事を読めばわかること

医療職も定期的な部署異動は避けては通れません。必ずあります。
異動後は新たな人間関係やルールを学ばなければいけません。正直、手間と思う人も多いのではないでしょうか。
実際には何年目での異動がベストなのでしょうか?あわよくば断ることはできるのでしょうか?
医療職において異動に悩む人達の気持ちが少しでも軽くなれば幸いです。

まず初めに・・・

部署異動は断ることはできません。

業務命令にあたるため避けては通れないのです。

ですが、100%ではありません。例外的に部署異動がない職員も存在しているのも事実です
詳細は実体験を踏まえて解説していきます。

異動は就業規則に基づいた業務命令のため原則、断れません。

時期として多いのはやはり4月なのでしょうが、自分の現職場に限れば時期はバラバラで全く統一されていません。
特に看介護は6月やら、9月やら本当にバラバラです。1人中途採用があれば、その病棟から1人が別の病棟へ異動・・・なんてこともザラです。

前向きに考えると・・・

上司からすると部署異動できるだけの能力があるということです
技術面はもちろん、人間関係においてもトラブルを起こすことはないであろうと判断されていることの裏返しです。
わざわざトラブルを起こす可能性が高い人を異動させる理由がありません。

極僅かと思いますが、中には異動を断ることができる数少ない部署も存在しています。
以下に実体験を記載していますが、こういう部署は数少ないと思います。しかし、0ではありません。

実体験として

自分とリハ職の職員はもう10年程度異動はなく、同じ部署に居続けています。
就職したタイミングは同じで、そこから3年程度は同じ部署で働いていました。
それ以降でその方は部署異動はありません。別の場所に異動した際の人間関係のトラブルが起こる可能性が高いことを、上司も把握しているからだと思います。
また本人もその自覚はあるため、そうならないように自身で希望を出しています。
そして僕自身も、今と同じ場所に10年程度います。もちろん、異動の件も指摘はありました。
ですが、「今の部署でやりたいことがある」。ゆくゆく〇〇な分野に進みたいと伝えると納得してもらいました。

と、いうふうに対応策としては、
自分自身の明確な希望を伝えてみることです。曖昧な理由では説得力に欠け、上司からすると「結局異動が面倒なだけ」と悪い印象を与えてしまいます。

学会発表のためのデータを集計したい!この病棟の看護orリハに興味があると伝えてみるのはありだと思います。特に医療職で学会発表に反対の上司は極僅かであると思っています。
この病棟で働きたいという意思・意欲を示すことが有効かと思います

ズバリ部署異動においては明確な年数はなし

💡前述した通り、自身の目標によるため明確な数字が出せません。
逆の視点からすると、自身が優秀である場合はその部署に不可欠な存在のため、異動させて貰えないケースも存在するからです。現に時々、自分の職場でも約10年間同じ病棟勤務の看護師さんもいらっしゃいます。

💡看護師さんであれば処置をこなしてなんぼの世界のため、急性期病棟に長く所属したいという希望を出してもよし、リハであれば回復期に長めにいても良いでしょう。

💡これが部署異動ではなく、転職のタイミングなら基本的に3年程度が妥当かと思いますが・・・
あくまで部署異動です。転職とは全く異なります。

異動があることは期待されている証拠なのです。

※絶対ではありません。中には現部署では円滑に仕事が実施できないため、別部署へ異動させるケースも存在します。

💡基本的に異動がある際には、予め上司から説明があります。

💡初歩的なことになりますが、基本です。
「挨拶は自分から」
これができるだけで、何か気に食わないと思われても「挨拶はできる子だ」と思ってもらえます。

💡その部署ごとにルールが存在します。今までは暗黙の了解と言われていたことが、通用しない場合もあります。1〜10まで教わるのではなく、模倣してみましょう。

💡学生時代はカンニングをすればアウトでした。社会人ではカンニングオッケーです。良いと思われることはどんどん自分に取り入れましょう。
但し、中にはこれは悪いなあ・・・と思うこともあるはず。そういうことは模倣する必要はありません。別の人がしていても関係ありません。

真似して良いことと、悪いことの線引きは常識で判断しましょう

まとめ

・部署移動は原則、断ることができない

・明確な目標や理由がある場合は、異動免除となる職場も一定数存在する

・部署異動に明確な年数はなし

職場によってはどうしてもこちらの意見を受け入れて貰えない場所もあると思います。それがストレスとなり、仕事に支障が出るようでは本末転倒です。やはり身体が資本ですから。それに勝るものはありません。そういった場合には思い切って、転職を決意するのも一つの方法だと思います

あなたのその悩みが数ヶ月〜半年程度経過しても、解決しない場合は転職することを強くお勧めします。

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