転職は人生で数回しかないと思うので、履歴書を作成するのに慣れている方はおそらくいないと思います。だからこそ一回一回の履歴書は大事に作成したいものです。あくまで見るのは相手側なので、相手側の立場に立った上での作成を常に意識するようにしておきましょう
履歴書作成の基本ルール
履歴書の書き方と用意する物
現在の履歴書は手書きだけでなく、PCも主流になりつつあります。これはどちらで作成しても問題ありません。要は相手側の立場になり、読みやすさと熱意が感じ取れる履歴書が望ましいです。
〜履歴書の書き方〜
・基本情報
・学歴・職歴
・免許と資格
・志望動機
・特技と自己PR
・本人希望欄
💡学歴は高校から記載し、学科まで詳細に。省略などはしない。
💡退職している場合→一身上の都合により退職
💡在籍している場合→現在に至る
志望動機はかなり重要なウェイトを占めます。なぜその職場を選んだのか。その職場に就職したとして、何ができるか、何に貢献できるのか、積極的に記載しましょう。もちろん、現実的に達成可能は範囲で記載して下さい。その病院の理念は把握しておくと良いでしょう。
💡自己PRは短所も記載しても構いませんが、改善策も記載しておく
💡免許は直接医療系に関係なくともOK 免許証なども可
💡卒業証明書などが必要な場合は、学校の事務局に問い合わせてみましょう
💡免許の原本が必要な場合もあります。時折紛失されることもあると思います。その場合は最寄りの保健所で再発行はしてもらえます。しかし、再発行に数ヶ月要す場合が殆どです。特に3〜4月はその年の合格者の免許証の発行に追われているため、さらに時間を要します。免許がないと履歴書も無効になってしまうため要注意です。
💡本院希望欄はやむを得ない事情がある場合のみ。例えば連絡を取りやすい時間帯など。
〜用意する物〜
・履歴書原本(予備も数枚あると良い)
・印鑑とボールペン
・証明写真
・履歴書を入れるクリアファイルと封筒
・返信用の封筒
💡履歴書は折りたたみNGのため、折らずに入る封筒を用意して下さい。
💡証明写真の裏側には氏名を記入
履歴書作成のポイント
上記までの履歴書の基本ルールを踏まえた上でさらにポイントを解説していきます
・履歴書は応募先ごとに作成する
・空欄はつくらない
・貴院や貴所を記載する
修正液や修正テープはNG。二重線で印鑑も同様にNGです。上記で記載?
💡例えばA病院とB老健の希望があったとしても、履歴書を使い回ししてはなりません。必ず別々に用意して下さい。
💡履歴書に空欄があると、記入漏れと思われるため全て埋めておきましょう
💡医療職の方の殆どは会社の就職ではないため、貴社と記載しては行けません。病院なら貴院、施設なら貴所と記載して下さい。
💡本人希望欄は貴院の規定に従いますでもOK
履歴書は必ず見直しを
人間は必ず見落としがあるものです。その時読み返して気づかなくとも、時間を変えて読み返すと誤字脱字が見つかることがあります。誤字脱字で減点されるのは本当にもったいないです。
そのため時間を変えて数回読み直して下さい。家族に誤字脱字の確認をして貰うのも一つの方法です。
- 誤字・脱字、略称、空欄がないか
- 数字に間違いがないか
- 手書きの場合、読みやすく丁寧な字で書かれているか
※綺麗な字を求められているわけではありません。一生懸命さが伝われば良いのです - パソコンの場合、フォントの種類や大きさが統一されているか(半角や全角の統一)
履歴書の提出方法
履歴書の提出方法は郵送か手渡しの二択です。
間違ってもメールで送信してはいけません。近年は年賀状のやり取りが減り、メールで挨拶される方も多いと思いますが、履歴書は必ず上記の二択で提出してください。
現実的には郵送の頻度が圧倒的に多いと思います。
郵送時は以下のことに注意してください。
①送り状をつける
②用紙は折らない
③用紙を直接封筒へ入れるのではなく、クリアファイルへ
④書留や速達ではなく、普通郵便で
また送り状はA4サイズで作成し、日付は投函日を記載します。
送り先などは略さずに正式名称で記載。最後に裏面には自身の住所と名前を書きます。
履歴書の作成方法を確認した上で、転職を成功させましょう!
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