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現役のリハビリ職の皆さん、何歳までこの仕事を続けられますか?
年齢を重ねて重症患者さんの移乗動作はかなり身体的に厳しいと思います。
リハビリ職を目指す学生さんはもちろん、看介護の方にもぜひ読んでほしい内容になります。
70歳までリハ職の仕事続けれますか?
世の中にはホワイトカラーとブルーカラーの
仕事に分けられるのはご存知ですか?
ブルーカラーは、工場や建設現場などで働く人を指す言葉です。作業員が青い襟の作業服を着ていたことから、青(blue)と襟(collar)を合わせてブルーカラーと呼ばれるようになりました。ブルーカラーが主に肉体労働者を指すのに対し、ホワイトカラーは頭脳労働者を指しますが、どちらの方が優れているということはありません。
https://biz.moneyforward.com/payroll/basic/62733/#:~:text=し、活用しよう-,ブルーカラーは、工場や建設現場などで働く,いるということはありません%E3%80%82
💡我々医療職は、リハでも看介護でもブルーカラーになります。
いったい何歳が定年なのでしょうか? 年金はいつから受給されるのでしょうか?
理学療法士の資格自体に、定年は設けられていません。受験資格にも年齢制限はないため、何歳の人でも理学療法士として活躍することは可能です。
https://www.japanpt.or.jp
現実的に年金の受給が始まる65歳までで考えておいた方が良いでしょう
💡現代はどの職業でも60歳きっかりで退職される方はほぼ皆無ですね。
自分の職場でも看介護職員さんで一旦退職→再雇用という形で継続して働かれています。
これはある意味職業病かもしれませんが、足腰は痛そうです・・・
しかし、決して他人事ではありません
自分たちもいずれそうなることを覚悟しておかなければいけないと考えています。
「75歳になるまで、年金をもらわない選択もできるようにする」という制度を検討していることになります。誰もが、75歳になるまで年金を受け取れない、というわけではありませんので、安心してください。
https://www.hoken-clinic.com/teach_qa/pension/15.html
💡過去にもこうやって徐々に年金の受給年齢が引き上がってきました
自分達の年代では年金が75歳で受け取れれば良い方だと自分は考えています。
60歳以降でこのブルーカラーの仕事は身体的にかなり負担になる方が多いと思います。
そのため一旦、退職してからその後の年金受給までどう食い繋ぐかとても重要な課題になってくると考えます。
第二の選択肢を探しておくことの重要性
要は完全なホワイトカラーでなくとも、
ホワイトカラーよりの仕事につく方が望ましいと考えます
つまり選択肢としてここでは下記の3職種に絞って解説していきます
①ケアマネージャー
②管理職
③大学教員
※他にもあるとは思いますが、全ては紹介しきれないため割愛させていただきます
ケアマネージャー
https://www.cocofump.co.jp/articles/kaigo/55/ より引用
令和4年9月と令和3年12月平均給与額を比較すると、上記の表のように常勤、非常勤どちらも上昇していることがわかりました。 今後、介護を必要とする高齢者が増えていくことが予想される中で、ケアマネージャーの需要は上昇し、賃金もそれに伴って上がっていくことが予想されます。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/jyujisya/22/dl/r04kekka.pdf
💡給料として決して高級とは言えません。
現実的に考えて定年後に現役と同程度の給料を貰えることろはほぼ皆無でしょう。
また何歳でケアマネージャーに転職するかにもよりますが、上記の給料よりも下がる可能性は
否めないでしょう。
それでも純粋なブルーカラーの仕事よりはデスクワークも増えて、身体的な負担は軽減できると
思います。
自分が出会ったケアマネージャーさんでも
元々は看護師さんと聞きました。
管理職
リハビリの部門で係長や課長になるのも一つの方法です。
病院により技師長と呼ぶ場合もあります。
管理業務が多くなってきますので、純粋なリハビリ業務の頻度はかなり減ります。
※但し、職場により管理職でも臨床業務を一定数こなされている方はいらっしゃいます。
自分の職場もそうで、多い日は4割ほど臨床業務をされています。
リハ部門に役職者が何人いるのか・・・
決して多くはないですよね・・・
自分の職場はリハ全体で30名ほどですが、役職者は6名です。
これはかなり多い方ですね。5人に1人は役職者です。
本来はかなり狭き門といえます
💡日本は企業だけでなく、病院も年功序列制度があります。
時に覆ることもありますが、基本的に早く就職している職員から出世していくことになります。
そこで下記をご覧ください。
PT・OTの供給数は、現時点においては、需要数を上回っており、2040年頃には供給数が需要数の約1.5倍とな る結果となった。
https://www.mhlw.go.jp/content/10801000/000499144.pdf
つまり、どんどんと職場を選べなくなってきています
転職を決断するなら早いに越したことはないということになります
しかし、あせっても逆効果のためしっかりと専門家の意見を踏まえながら転職活動を進めましょう
①②を目指す方は下記も参考にしていただければ幸いです
大学教員
💡つまり大学の先生になります
職業別の年収ランキングで見ても大学の先生は上位にランクインしています
中には、博士号まで取得したのに仕事がない先生も一定数いらっしゃるのは事実です。
しかしリハビリ職系の先生でそのような話は今のことろ聞いたことがありません。
万が一、難しければその時は再度理学療法士として働けば良いのです。
国家資格のため保険にもなります。
また「リハビリ職の給料を上げる方法」を紹介しているサイトはありますが、
どれも大学教員は記載されています。
結論どうした方が良いという決定的なことは言えません。
ただ現実的に考えて管理職につけるのは一握りのため、別の道も選択肢に入れておいた方が良いのではということです(自分の職場では管理職でも臨床業務を多くこなされています)。
・リハ職だけでなく、看介護職員の方も第二の選択肢を考えていた方が良い
・管理職になれるのは一握りで、年功序列制度が多いため転職は計画的にかつ迅速に
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